この記事の要約
カラフルでかわいいマカロン。贈り物にもらったり、ご褒美に買ったりしたとき、どう保存すればいいのか迷いますよね。
マカロンは、見た目は焼き菓子ですが、保存は「冷蔵」が基本です。
マカロンの中には、バタークリームやガナッシュ(チョコレートと生クリーム)、ジャムなどが挟まれています。これらのクリームは、温度が上がると溶けたり、傷んだりしやすいためです。
保存の基本は、次のとおりです。
冷蔵庫で、密閉容器に入れて保存する。 においを吸いやすく、乾燥や湿気にも弱いからです。
日持ちは、冷蔵で数日〜1週間程度が多いです。商品によって違うので、表示を確認してください。
冷凍もできます。 1〜2か月程度が目安です。冷凍に向いたお菓子でもあります。
食べる前に、常温に15〜30分ほど戻すと、生地の香りとクリームの口どけがよくなり、おいしく食べられます。
この記事では、日持ちの目安、冷蔵と冷凍の方法、食べごろの温度、持ち歩きの注意をまとめます。
結論:密閉して冷蔵が基本。長く保存するなら冷凍。食べる前に常温に戻す
先に結論をお伝えします。
| 保存方法 | 日持ちの目安 | ポイント |
|---|---|---|
| 常温 | 避ける(涼しい時期に数時間程度) | クリームが溶ける、傷む |
| 冷蔵 | 数日〜1週間程度(表示に従う) | 密閉容器に入れる |
| 冷凍 | 1〜2か月程度 | 密閉して急速に凍らせる |
| 中身の種類 | 傷みやすさ | 保存の注意 |
|---|---|---|
| バタークリーム | 比較的日持ちする | 冷蔵、においに注意 |
| ガナッシュ(チョコ+生クリーム) | 中程度 | 冷蔵、温度変化に注意 |
| ジャム・フルーツ | 中程度 | 冷蔵、水分で生地が湿りやすい |
| 生クリーム・カスタード | 傷みやすい | 冷蔵、当日〜翌日 |
| クリームチーズ | 傷みやすい | 冷蔵、早めに |
※一般的な目安です。商品によって期限と保存方法は大きく異なります。必ず表示を確認してください。
Know:マカロンとは
材料
マカロンの生地は、アーモンドパウダー、卵白、砂糖で作られます。
卵白を泡立てたメレンゲに、アーモンドパウダーと粉砂糖を混ぜ、丸く絞って焼きます。
2枚の生地で、クリームやガナッシュ、ジャムを挟んだものが、一般的なマカロン(マカロン・パリジャン)です。
生地の特徴
- 表面はつるっとして、少しサクッ
- 中はしっとり、ねっちり
- 周りに「ピエ(フリル)」と呼ばれる、ふちのギザギザがある
作ってから少し置くとおいしくなる
マカロンは、焼いて挟んだあと、冷蔵庫で1日ほど寝かせると、クリームの水分が生地になじんで、しっとりおいしくなると言われます。
お店で買ったマカロンは、すでに食べごろになっていることが多いです。
Know:マカロンが冷蔵保存になる理由
クリームが溶ける・傷む
バタークリーム、ガナッシュ、生クリームなどは、温度が上がると溶けたり、分離したり、傷んだりします。
生地が湿気を吸う
マカロンの生地は、湿気を吸うと、べちゃっとします。湿度の高い常温に置くと、食感が悪くなります。
においを吸いやすい
アーモンドパウダーやバターを含むため、においを吸いやすい性質があります。冷蔵庫で保存するときは、必ず密閉してください。
Do:冷蔵保存の手順
手順
- 購入したら、できるだけ早く冷蔵庫に入れる
- 箱のまま、さらに密閉容器やジッパー付き保存袋に入れる
- 横に寝かせず、立てるか、平らに並べる(商品の入っていた向きのまま)
- においの強い食品から離す
- 表示の期限内に食べる
ポイント
密閉がいちばん大事です。箱だけでは、冷蔵庫のにおいが移ったり、乾燥したりします。
上に物を置かないでください。マカロンは割れやすいお菓子です。
冷蔵庫のドアポケットは、開け閉めで温度が変わりやすいので、奥のほうに置くと安心です。
Do:冷凍保存の手順
マカロンは冷凍に向いている
マカロンは、冷凍しても食感や味が変わりにくいお菓子です。お店でも、冷凍で保存・配送していることがあります。
すぐに食べきれないときは、冷凍がおすすめです。
手順
- 1個ずつラップで包むか、密閉容器に並べる(つぶれないように)
- ジッパー付き保存袋に入れて、空気を抜く
- 金属トレーにのせて、早く凍らせる
- 日付を書いて冷凍庫へ
- 1〜2か月程度で食べきる
冷凍に向かないもの
- 生クリームやカスタードを挟んだマカロン(解凍で分離することがある)
- 生のフルーツを挟んだマカロン(水っぽくなる)
- 「冷凍不可」と表示された商品
Do:解凍の方法
| 方法 | 時間の目安 | 仕上がり |
|---|---|---|
| 冷蔵庫で解凍 | 3〜5時間程度 | いちばんおすすめ。結露しにくい |
| 冷蔵庫で解凍 → 常温に戻す | 冷蔵解凍後、15〜30分 | 香りと口どけがよい |
| 常温で直接解凍 | 30分〜1時間程度 | 結露しやすい |
| 電子レンジ | おすすめしない | クリームが溶ける |
冷蔵庫で解凍(おすすめ)
袋や容器に入れたまま、冷蔵庫に移して、ゆっくり解凍します。袋のまま解凍すると、結露の水分がマカロンにつきにくくなります。
常温で直接解凍する場合
必ず袋や容器に入れたまま解凍してください。袋から出すと、表面に水滴がつき、べちゃっとします。
半解凍で食べる
冷凍庫から出して10〜15分ほどの半解凍で食べると、アイスマカロンのような食感が楽しめます。
Do:食べごろの温度
冷蔵庫から出して、15〜30分
冷蔵庫から出してすぐのマカロンは、クリームが固く、生地の香りも立ちにくいです。
食べる15〜30分前に冷蔵庫から出して、常温に戻すと、アーモンドの香り、クリームのなめらかな口どけが感じられて、おいしく食べられます。
夏場や暖かい部屋では、戻す時間を短めにしてください。クリームが溶けすぎることがあります。
袋のまま戻す
冷蔵庫から出したら、袋や容器に入れたまま常温に置くと、結露を防げます。
Compare:マカロンの種類と日持ち
| 種類 | 特徴 | 日持ちの傾向 |
|---|---|---|
| マカロン・パリジャン | 一般的なカラフルなマカロン | 冷蔵で数日〜1週間程度 |
| マカロン・ダミアン(ナンシーのマカロン) | クリームを挟まない素朴な焼き菓子 | 常温で比較的日持ちするものも |
| トゥンカロン | 韓国発祥、クリームがたっぷり | 冷蔵で数日程度、冷凍販売も |
| 生クリーム入りマカロン | 生クリームを挟んだもの | 冷蔵で当日〜翌日 |
クリームを挟まない昔ながらのマカロンは、常温で日持ちするものもあります。種類によって保存方法が違うので、表示を確認してください。
Do:持ち歩きの注意
温度
- 夏場は、保冷剤と保冷バッグを使う
- 持ち歩き時間はできるだけ短く
- 直射日光に当てない
- 車内に置きっぱなしにしない
割れ
- 箱を水平に持つ
- ほかの荷物の下に置かない
- 揺らさない
マカロンは、衝撃で表面が割れやすいお菓子です。贈り物にするなら、特に丁寧に運んでください。
結露
保冷剤が直接マカロンの箱に当たると、結露して箱が湿ることがあります。タオルなどを挟むと安心です。
Do:食べないほうがよいサイン
- カビが生えている
- すっぱいにおい、異臭がする
- クリームが分離している、変色している
- 期限を過ぎている
- 長時間常温に置いていた(特に夏場)
Do:プレゼントにするときのポイント
- 渡す日に合わせて購入する
- 相手に「要冷蔵」「冷凍保存もできます」と伝える
- 持ち歩き時間を考えて、保冷剤をつけてもらう
- 食べる前に常温に戻すとおいしいことも伝えると親切
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この記事で参照した情報について
マカロンの材料や、保存方法の考え方については、洋菓子について一般に紹介されている内容をもとに整理しています。
保存・冷凍・解凍の目安は、家庭で行う場合の一般的なものです。商品によって期限と保存方法は大きく異なります。「要冷蔵」「冷凍不可」などの表示がある場合は、必ず従ってください。
マカロンにはアーモンド(ナッツ類)や卵、乳製品などが使われています。 アレルギーのある方は原材料を確認してください。においや見た目に異変を感じた場合は食べないでください。
この記事では、特定の店名や商品名は記載していません。
よくある質問
Q. マカロンは常温保存できますか?
一般的なクリーム入りのマカロンは、冷蔵保存が基本です。クリームが溶けたり傷んだりしやすく、生地も湿気を吸うためです。表示を確認してください。
Q. マカロンはどれくらい日持ちしますか?
冷蔵で数日〜1週間程度のものが多いです。生クリーム入りは当日〜翌日と短くなります。商品によって違うので表示を確認してください。
Q. マカロンは冷凍できますか?
できます。冷凍しても食感や味が変わりにくいお菓子です。密閉して冷凍し、1〜2か月程度で食べきってください。
Q. 冷凍マカロンの解凍方法は?
袋や容器に入れたまま、冷蔵庫で3〜5時間程度かけて解凍するのがおすすめです。食べる前に15〜30分常温に戻すと、よりおいしくなります。
Q. マカロンは冷蔵庫から出してすぐ食べていいですか?
食べられますが、15〜30分ほど常温に戻すと、アーモンドの香りやクリームの口どけがよくなり、おいしく食べられます。
Q. マカロンが冷蔵庫くさくなりました。
においを吸いやすいお菓子なので、冷蔵庫では必ず密閉容器や保存袋に入れてください。
Q. マカロンの持ち歩きの注意は?
夏場は保冷剤と保冷バッグを使い、短時間で持ち帰ってください。割れやすいので、箱を水平に持ち、揺らさないようにしてください。
Q. 生クリーム入りのマカロンは冷凍できますか?
解凍でクリームが分離することがあるので、表示を確認してください。当日〜翌日に食べるのがおすすめです。
まとめ
マカロンの保存方法と日持ちを整理します。
マカロンは、見た目は焼き菓子ですが、保存は冷蔵が基本です。中のクリームが溶けたり傷んだりしやすく、生地は湿気やにおいを吸いやすいためです。
冷蔵するときは、箱のまま密閉容器や保存袋に入れて。日持ちは数日〜1週間程度が多いですが、生クリーム入りは当日〜翌日です。
マカロンは冷凍に向いているお菓子です。密閉して冷凍すれば1〜2か月程度もちます。解凍は冷蔵庫でゆっくり。
食べる15〜30分前に常温に戻すと、香りと口どけがよくなります。
表示を確認して、密閉・冷蔵、食べきれなければ冷凍、食べる前に常温に。 これで、マカロンをおいしく楽しめます。

