この記事の要約
「このお菓子、どれくらいのカロリーなんだろう」。おやつを選ぶとき、気になりますよね。
この記事では、身近なお菓子のカロリーの目安を、和菓子・洋菓子・スナック菓子に分けて、早見表にまとめました。
カロリーを比べるときに大切なのは、「100gあたり」と「1個あたり」の両方を見ることです。
100gあたりで比べると、ポテトチップスやチョコレート、クッキーなど、油脂の多いお菓子が高くなります。
でも、実際に食べる量(1個、1袋)で比べると、印象が変わることがあります。ショートケーキ1個は、せんべい1枚より、ずっとカロリーが高いのです。
一般的な傾向として、脂質の多い洋菓子やスナックは高め、脂質の少ない和菓子は低めになりやすいです。ただし、和菓子は糖質が多いものがあります。
数値はあくまで目安です。実際のカロリーは、商品によって大きく違います。 買うときは、パッケージの栄養成分表示を確認してください。
結論:油脂が多いほど高カロリー。100gと1個あたりの両方で比べる
先に結論をお伝えします。
100gあたりのカロリーの傾向(目安)
| 区分 | 目安 | 主なお菓子 |
|---|---|---|
| とても高い | 500kcal以上 | ポテトチップス、チョコレート、クッキー、ナッツ入り菓子 |
| 高い | 350〜500kcal | せんべい、パイ、バームクーヘン、ドーナツ |
| 中程度 | 250〜350kcal | ショートケーキ、カステラ、どら焼き、練り羊羹 |
| 低め | 150〜250kcal | 大福、おはぎ、団子、シュークリーム |
| とても低い | 150kcal未満 | プリン、ゼリー、水羊羹 |
※一般的な傾向をまとめた目安です。商品や材料、作り方によって大きく異なります。
覚えておきたいのは、次の3つです。
1つめ。油脂(バター、植物油、生クリーム)が多いほど、カロリーは高くなる。
2つめ。水分が多いほど、100gあたりのカロリーは低くなる。
3つめ。実際に食べる量で考える。 1個の重さが大きいお菓子は、1個あたりのカロリーが高くなります。
Know:100gあたりと1個あたり、両方を見る理由
100gあたり
同じ重さで比べるので、そのお菓子自体が「カロリーの濃い食べ物か」が分かります。
水分が少なく、油脂が多いお菓子ほど、100gあたりのカロリーは高くなります。
1個(1食)あたり
実際に食べる量で比べるので、「今日のおやつで、どれくらいとるか」が分かります。
例えば
| お菓子 | 100gあたり(目安) | 1個・1食の量(目安) | 1個・1食あたり(目安) |
|---|---|---|---|
| ポテトチップス | 約540kcal | 1袋60g | 約320kcal |
| しょうゆせんべい | 約370kcal | 1枚15g | 約55kcal |
| ショートケーキ | 約320kcal | 1個110g | 約350kcal |
| 大福 | 約220kcal | 1個70g | 約155kcal |
100gあたりでは、ポテトチップスがショートケーキより高いのに、1個・1袋あたりでは、ショートケーキ1個とポテトチップス1袋は同じくらいになります。
せんべい1枚は、100gあたりでは大福より高いけれど、1枚あたりでは低いのです。
Compare:和菓子のカロリー早見表
| お菓子 | 100gあたり(目安) | 1個・1食の量(目安) | 1個・1食あたり(目安) |
|---|---|---|---|
| 大福(こしあん) | 約220kcal | 1個70g | 約155kcal |
| いちご大福 | 約200kcal | 1個80g | 約160kcal |
| おはぎ(つぶあん) | 約230kcal | 1個100g | 約230kcal |
| みたらし団子 | 約195kcal | 1本60g | 約115kcal |
| 草餅 | 約225kcal | 1個60g | 約135kcal |
| 桜餅(道明寺) | 約200kcal | 1個60g | 約120kcal |
| どら焼き(つぶあん) | 約280kcal | 1個80g | 約225kcal |
| カステラ | 約315kcal | 1切れ50g | 約160kcal |
| 練り羊羹 | 約290kcal | 1切れ50g | 約145kcal |
| 水羊羹 | 約170kcal | 1個80g | 約135kcal |
| 最中(つぶあん) | 約275kcal | 1個45g | 約125kcal |
| 栗まんじゅう | 約295kcal | 1個45g | 約135kcal |
| 練り切り(上生菓子) | 約260kcal | 1個45g | 約115kcal |
| しょうゆせんべい | 約370kcal | 1枚15g | 約55kcal |
| 揚げせんべい | 約460kcal | 1枚10g | 約45kcal |
| かりんとう | 約440kcal | 10本30g | 約130kcal |
※一般的な数値を参考にした目安です。商品や店、大きさによって大きく異なります。
和菓子の傾向
- 油脂をあまり使わないので、同じ重さの洋菓子より、カロリーは低めになりやすい
- あんこや砂糖を多く使うので、糖質は多め
- 揚げせんべい、かりんとうなど、油で揚げたものは高くなる
Compare:洋菓子のカロリー早見表
| お菓子 | 100gあたり(目安) | 1個・1食の量(目安) | 1個・1食あたり(目安) |
|---|---|---|---|
| ショートケーキ | 約320kcal | 1個110g | 約350kcal |
| チョコレートケーキ | 約360kcal | 1個100g | 約360kcal |
| ベイクドチーズケーキ | 約300kcal | 1個100g | 約300kcal |
| レアチーズケーキ | 約330kcal | 1個90g | 約300kcal |
| モンブラン | 約300kcal | 1個100g | 約300kcal |
| シュークリーム | 約210kcal | 1個80g | 約170kcal |
| エクレア | 約250kcal | 1個70g | 約175kcal |
| アップルパイ | 約300kcal | 1個100g | 約300kcal |
| ロールケーキ | 約320kcal | 1切れ60g | 約190kcal |
| バームクーヘン | 約440kcal | 1切れ40g | 約175kcal |
| マドレーヌ | 約440kcal | 1個35g | 約155kcal |
| クッキー | 約500kcal | 3枚30g | 約150kcal |
| ドーナツ | 約380kcal | 1個70g | 約265kcal |
| プリン | 約120kcal | 1個100g | 約120kcal |
| ゼリー(フルーツ) | 約70kcal | 1個100g | 約70kcal |
| マカロン | 約420kcal | 1個15g | 約65kcal |
※一般的な数値を参考にした目安です。商品や店、大きさによって大きく異なります。
洋菓子の傾向
- バター、生クリーム、チョコレートなどの油脂が多く、カロリーは高め
- ケーキは1個が大きいので、1個あたりのカロリーが高くなりやすい
- プリンやゼリーは、水分が多く、カロリーは低め
Compare:スナック菓子・チョコレートのカロリー早見表
| お菓子 | 100gあたり(目安) | 1食の量(目安) | 1食あたり(目安) |
|---|---|---|---|
| ポテトチップス | 約540kcal | 1袋60g | 約320kcal |
| 成型ポテトチップス | 約520kcal | 1食30g | 約155kcal |
| コーンスナック | 約520kcal | 1袋75g | 約390kcal |
| ミルクチョコレート | 約550kcal | 1枚50g | 約275kcal |
| 高カカオチョコレート(70%以上) | 約580kcal | 1枚5g | 約30kcal |
| ナッツ入りチョコ菓子 | 約560kcal | 1袋40g | 約225kcal |
| ポップコーン | 約470kcal | 1袋50g | 約235kcal |
| 柿の種(ピーナッツ入り) | 約470kcal | 1袋30g | 約140kcal |
| グミ | 約330kcal | 1袋50g | 約165kcal |
| キャンディ | 約390kcal | 1粒4g | 約15kcal |
| ラムネ | 約370kcal | 1本30g | 約110kcal |
※一般的な数値を参考にした目安です。商品によって大きく異なります。
スナック・チョコの傾向
- ポテトチップスやコーンスナック、チョコレートは、100gあたり500kcalを超えるものが多い
- 1袋を一度に食べると、300kcalを超えることがある
- グミやキャンディは、脂質は少ないが、糖質が多い
Know:カロリーが高くなりやすいお菓子の特徴
| 特徴 | 理由 | 例 |
|---|---|---|
| 油で揚げている | 油を吸う | ポテトチップス、ドーナツ、揚げせんべい |
| バターを多く使う | 脂質が多い | クッキー、パイ、マドレーヌ |
| 生クリームを使う | 脂質が多い | ショートケーキ、ロールケーキ |
| チョコレートを使う | カカオバターと砂糖 | チョコ菓子、チョコケーキ |
| ナッツを使う | ナッツ自体に脂質が多い | ナッツ入りチョコ、フロランタン |
| 水分が少ない | 同じ重さに栄養が詰まる | クッキー、せんべい、スナック |
脂質は、1gあたりのエネルギーが大きい
脂質は1gあたり約9kcal、糖質とたんぱく質は1gあたり約4kcalとされています。
脂質は、糖質の約2倍以上のエネルギーがあるため、油脂の多いお菓子ほど、カロリーが高くなります。
Do:栄養成分表示の見方
どこを見るか
市販のお菓子には、栄養成分表示が書かれています。
- 熱量(エネルギー)
- たんぱく質
- 脂質
- 炭水化物(糖質・食物繊維)
- 食塩相当量
「何gあたり」かを確認する
栄養成分表示は、「100gあたり」「1袋(◯g)あたり」「1個あたり」など、表示の基準が商品によって違います。
「1袋あたり」だと思って見ていたら「100gあたり」だった、ということもあるので、必ず基準を確認してください。
個包装のお菓子
大袋の中に個包装が入っているお菓子は、「1個あたり」と「1袋あたり」の両方が書かれていることもあります。
Do:食べすぎないための工夫
食べる分だけお皿に出す
袋から直接食べると、量が分かりにくく、食べすぎやすくなります。
個包装や小袋を選ぶ
食べる量が決まっているので、食べすぎを防ぎやすいです。
飲み物と一緒にゆっくり食べる
お茶やコーヒーと一緒に、ゆっくり味わうと、少量でも満足感が得られやすくなります。
時間を決める
「午後3時に1回」など、おやつの時間を決めると、だらだら食べを防げます。
1日の目安を知っておく
厚生労働省などが示している、健康な食生活の目安では、菓子・嗜好飲料からのエネルギーは、1日200kcal程度とされることがあります。
あくまで目安で、年齢、性別、活動量によって、適切な量は違います。
Decide:おやつを選ぶときの考え方
| 目的 | 選び方の例 |
|---|---|
| カロリーを控えたい | ゼリー、プリン、水羊羹、せんべい1〜2枚 |
| 脂質を控えたい | 和菓子(大福、団子、羊羹)を1個 |
| 少しだけ満足したい | 高カカオチョコを1〜2かけ、マカロン1個 |
| 特別な日に楽しみたい | ケーキを1個、ゆっくり味わう |
| 小腹を満たしたい | どら焼き、おにぎり、バナナなど |
カロリーだけで、お菓子の良し悪しは決まりません。 量と頻度を考えて、好きなお菓子を楽しむことが大切だと思います。
私がカロリーを意識するようになった話
実体験を書きます。
以前の私は、「和菓子はヘルシー、洋菓子は太る」と思い込んでいました。
ある日、健康診断の結果をきっかけに、食べたものを記録してみることにしました。おやつの記録を見て、驚きました。
毎日食べていた「ヘルシーなはずの」かりんとうを、袋から直接、気づけば半袋(約100g)。計算すると、約440kcalでした。ショートケーキ1個より多かったのです。
逆に、週末のご褒美に食べていたショートケーキ1個は、約350kcal。思っていたより、かりんとうの「ながら食べ」のほうが多かったのです。
「何を食べるか」だけでなく、「どれだけ食べるか」が大事だと気づきました。
それからは、かりんとうは小皿に10本だけ出すようにしました。約130kcalです。せんべいは1枚ずつ個包装のものに。ケーキは、週末に1個、コーヒーと一緒にゆっくり。
好きなお菓子をやめるのではなく、量と食べ方を工夫する。これだけで、おやつを楽しみながら、無理なく続けられています。
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この記事で参照した情報について
カロリーの数値は、文部科学省「日本食品標準成分表」などで公表されている一般的な食品の数値や、市販品の一般的な傾向を参考に、目安として丸めて記載したものです。実際のカロリーは、商品や店、材料、大きさによって大きく異なります。 購入したお菓子は、パッケージの栄養成分表示を確認してください。
1個・1食あたりの重さは、一般的な大きさの目安として設定したものです。
脂質・糖質・たんぱく質の1gあたりのエネルギー量や、菓子類の摂取の目安は、一般的に示されている考え方をもとにしています。適切な摂取量は、年齢、性別、体格、活動量、健康状態によって異なります。 食事制限や持病のある方は、医師や管理栄養士の指示に従ってください。
よくある質問
Q. カロリーが高いお菓子は?
100gあたりでは、ポテトチップス、チョコレート、クッキー、ナッツ入りのお菓子など、油脂の多いお菓子が高く、500kcalを超えるものが多いです。
Q. 和菓子は洋菓子よりカロリーが低いですか?
同じ重さで比べると、油脂が少ない和菓子のほうが低めになりやすいです。ただし、揚げたお菓子や、糖質の多いものもあるので、量には注意してください。
Q. ショートケーキ1個は何kcalくらいですか?
一般的な大きさで約350kcalが目安です。大きさや店によって大きく異なります。
Q. 大福1個は何kcalくらいですか?
一般的な大きさで約150〜160kcalが目安です。
Q. ポテトチップス1袋は何kcalくらいですか?
60gの袋で約320kcalが目安です。商品によって異なるので、栄養成分表示を確認してください。
Q. カロリーの低いお菓子は?
ゼリー、プリン、水羊羹など、水分の多いお菓子は低めです。せんべい1〜2枚も、1食あたりのカロリーは低めです。
Q. 栄養成分表示を見るときの注意は?
「100gあたり」「1袋あたり」「1個あたり」など、表示の基準が商品によって違うので、必ず確認してください。
Q. おやつは1日どれくらいが目安ですか?
菓子・嗜好飲料で1日200kcal程度が目安とされることがありますが、年齢、性別、活動量によって異なります。
まとめ
お菓子のカロリーの目安を整理します。
100gあたりで比べると、ポテトチップス、チョコレート、クッキーなど、油脂の多いお菓子が高くなります。脂質は1gあたり約9kcalと、糖質の2倍以上のエネルギーがあるためです。
和菓子は、油脂が少ないため、同じ重さなら洋菓子より低めになりやすいです。プリンやゼリー、水羊羹は、水分が多く低めです。
でも、実際に食べる量で比べると、印象が変わります。ショートケーキ1個とポテトチップス1袋は、同じくらい。せんべい1枚は、1枚あたりでは低めです。
数値はあくまで目安。 買うときは、栄養成分表示の「何gあたり」かを確認してください。
私は「ヘルシー」だと思っていたかりんとうを、袋から直接食べて、ケーキ1個より多くとっていました。何を食べるかと同じくらい、どれだけ食べるかが大切です。
好きなお菓子をやめるのではなく、量と食べ方を工夫して、おやつを楽しんでください。

